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GRIP式 「ICTを支える『考え方』シリーズ」

~ ICTに幅広く応用可能な,知識の習得方法は存在します ~

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ICT業界のプロにとって,知らなくてもいい知識分野はありません.ICTに全く応用できない知識分野は,まずないからです.とはいえ,全てを知ることは,一生かけてもかないませんし,人の認知能力,記憶力には,限界があります.


それでも,ICTに幅広く応用可能な,知識の習得方法は存在します.各分野の専門家とITとのコラボによって,熟考され,実証されてきた,この分野ではこう考えるのが基本という,「考え方」(思考ロジック)を,知識分野の偏りなく,統合的に理解することです.


本講座は,2016年より,eLV勉強会にて開催している,「ICTを支える『考え方』シリーズ」(以下,「考え方シリーズ」と表記.)の,GRIP版になります.eLV勉強会版の,考え方シリーズの詳細,既存の資料等については,考え方シリーズのページをご参照ください( https://www.elv.tokyo/mindsets. )

GRIP式とは?

Gradually ー 段階的

受講者様の,現在の学術知識・応用力と,将来こうなりたい,というご希望を踏まえ,段階的に学習を進めていきます.

Repeatedly ー 反復的

論理学の考え方を基礎として,異なる学術分野の考え方を,同じ視点から理解する繰り返しとして学ぶことで,さまざまな分野の成果を,ICTに応用する汎用的な力の,基礎固めを行います.

Intensively ー 集中的

短期間で結果を出すため,質の高い学習に集中的に取り組んでいただきます.

Personally ー 個人的

多くのIT技術系スクールで行われている全体学習だけではなく,カウンセリングをはじめ,1対1の個人トレーニング形式が含まれるので,受講者様の理解状況に応じた,目標設定や,講座の進行が可能です.

Growth

GRIP式で,受講者様のご希望を,確実にGRIPしていきます!

仕事に繋がる3ッのポイント!!

1. 実践重視

苦手な分野の考え方や,一般に難解とされる考え方についても,シンプルな具体例や,デモ,受講者様の経験に応じた説明等により,立案,提案,設計,要件定義,プログラミングや研究等に応用可能な,実践的理解を得られます.

2. 継続できる

受講後も,同じトピックの勉強会に無料で参加でき,学び直しができます.

3. 仕事に直結する能力を養う

カウンセリングを重視し,受講者様個人のレベル・ゴールに合わせ,仕事をレベルアップするための講座です.

​当講座の特徴

  • 業務外の時間を活用することで,仕事を休まず受講できる!

  • 仕事の都合などで一時中断が可能!

  • 反転授業形式なので,質の高い講座を低価格で提供!(下記「講座形式」を参照ください.)

  • カウンセリングを行い,各受講者様に必要な目標を設定!

  • 1人1人のスキル,経験,個性や興味に合わせて,受講プランが立てられる!

​当講座の対象者

  • 学生の方の場合:
    偏った分野の視点ではなく,できるかぎり,あらゆる学術分野の成果を根拠とし,判断する視点を持ち,ICTの活用や,自分自身の方向性を,自ら考え,客観的,かつ,具体的に,説明や証明をしたい方.

     

  • プログラマ,もしくは,プログラマ志望の方の場合:
    プログラミングを学んで,では何を書けばいいのか,何を提案するのか,どの言語にするのか,判断を人任せにせず,自ら,さまざまな可能性を考え,試行錯誤し,実現し,環境の変化に適応しながら,キャリアを積み重ねていく,その基礎となる能力を,育みたい方.

     

  • IT業界で,それなりの経験を積んだ自負のある方の場合:
    ICTのみならず,自分にとってふさわしいと思える,提案,趣味や,生涯学習のトピックを見つけたり,再確認したりし,その価値を,自分に対しても,他人に対しても,客観的な説明や証明をする,論拠や,方法論を,探求したい方.

考え方シリーズ 講座概要

​座学講座トピック一覧

​※ 現在,考え方シリーズの講座は,すべて,対面授業形式です.

S00ICTにおける学術分野統合学習の必然性

シリーズの導入,兼,まとめトピック.ICTと,基礎学術分野とのつながり,それから,基礎学術分野どうしの全体的なつながりを概観し,人間にしても,AI にしても,”学習” とはなにか,”理解” とはなにか,”正しい” とはなにか,”論理的” とはなにか,”証明”とはなにか,といった,基礎的な問いに対し,具体的な説明を行います.

S01数学の考え方(圏論編)

ICTにおける,あらゆる設計の基礎となる,数学の考え方を学ぶことで,無数の技術,無数の製品,数多くのプログラミング言語,といった違いに捕らわれない,柔軟な視点を得ることを目指します.

S02心理学の考え方

ICTの応用においては,作る側も,利用する側も,主に,人間です.現代のICT活用において有用な,心理学の成果や,テスト方法について,人文科学,自然科学,詐欺科学,それぞれのアプローチから,全体像を概観し,自分が人間であるということと,人間を相手にするということについての,想像力を豊かにすることを目指します.

S03統計学・確率論・情報理論の考え方

ICTにかかわる仕事において,情報の捉え方,データ収集方法,判断,分析や予測方法に関し,不確実性に対処する考え方を知ることは,必須といえます.その基礎となる考え方の,全体像を概観し,不確実性の扱いに対する,柔軟な視点を得ることを目指します.

S04計算理論の考え方

コンピュータにおける計算は,状態遷移である,という,シンプルな理解により,すべてのコンピュータ・プログラムを,同様の視点で捉える,柔軟な思考力を,身に着けることを目指します.

S05-A物理学の考え方(時空・ベクトル・テンソル編)

すべての情報は,現実世界であれ,バーチャル世界であれ,時間,空間の属性を持つことが可能であり,多くの場合,その表現方法と,計算方法が必要です.物理学において,主に,すべての観測者の意見を一致させる目的で利用される,テンソルの基礎を学ぶことで,ICTにおいても,日常生活においても,客観的な表現力を養うことを目指します.

S05-B物理学の考え方(波と量子編)

量子力学は,古典力学,ベクトル微積分,関数の最適化,波の関数表現,フーリエ解析,確率論,統計学といった,現代のICTを支える数理を総動員した,具体的な応用例であると同時に,人間を含む自然世界についての,実証を伴う,数理的理解でもあります.その考え方をたどることで,ICTで世界を表現する,具体的な計算方法を根拠とした,想像力を養うことを目指します.

S08論理学の考え方(根拠を説明する技術)

すべての学術の基礎は,論理学の成果として存在し,すべての論理は,「前提 → 理由 → 結論」 のかたちをしています.論理学の成果を学ぶことで,ICTシステム設計,要件等の定義,プログラミング,自らの意見や主張,他人の意見や主張,医学的診断,裁判所の判決,様々な分野の理論,といった,結論を伴うあらゆる “論理” について,その ''正しさ" や "間違い" を,客観的に検証する基礎について,理解を得ることを目指します.

*S00は必須.そのほかのトピックの講義に参加するかどうかは,S00開催後のカウンセリングにより,決定します.
*S06(法学),及び,S07(言語学)は,現在,欠番となっていますが,話題として,他のトピックに組み込まれます.
*各トピックの詳細,既存の資料等については,考え方シリーズのページをご参照ください
https://www.elv.tokyo/mindsets. )

講座形式

当講座は反転授業形式を採用しています。

反転授業形式とは,目指すゴールを,受講者様主体で整理し,講師とともに,カリキュラムを組み立て,苦手分野や,設定したゴールに足りない分野について,集中的なトレーニングを行う,授業形式のことです.

まずは「S00 ICTにおける学術分野統合学習の必然性」受講からスタート

当講座では,はじめに,ICTを支える学術分野の,全体像とつながりを概観し,その後,ご希望に応じ,習得したい分野の,講義,及び,個別トレーニングを行います.

S00 受講(対面授業)  

別記の座学講座トピック一覧にある,「S00 ICTにおける学術分野統合学習の必然性」を受講し,シリーズの全体像と,各トピックのつながりを共有します( 別途受講済みで,学術分野の全体像と,つながりを理解されている方は,再度受講する必要はありません.)

​興味のポイントや,自分にとって必要と思える部分を,自ら整理

考え方シリーズの各トピックには,読むだけで,ある程度の内容が分かるように,詳細な講義テキストが用意されています.「S00 ICTにおける学術分野統合学習の必然性」の講義で得た,シリーズの全体像の理解と,各トピックのつながりの理解をもとに,興味を持たれたトピック(好きなだけ)について,講義テキストを閲覧し,興味のポイントや,自分にとって必要と思える部分を,整理していただきます.

カウンセリング   

受講者様のご希望,現状と,目指すゴールをヒアリングし,学習プランを決定.

S01~S08のトピックのうち,どのトピックについて興味があるか,自分にとってどのトピックが必要か,既存トピックに追加で学びたいことはあるか,といった話を,前のステップで整理していただいた,受講者様のご希望に,講師のセカンドオピニオンを加えて,改めて整理し,ゴールの設定と,授業内容を決定します.

個別トレーニング

カウンセリングの結果をもとに,講義を受けたり,疑問点を解消したりします.

おひとり様,最大2回,合計8時間まで.原則として,土曜日,もしくは,日曜日,12:30~18:30の間で,ご希望との調整を行い,実施します.平日をご希望の場合や,2名以上でのトレーニングをご希望の場合は,別途ご相談ください.

(任意)勉強会に無料参加

個別トレーニングに加え,ご興味のあるトピックの勉強会に,無料で参加いただけます.

個別トレーニングに加えて,さらに探求されたいトピックある場合には,別途,eLV勉強会で開催している,有料の考え方シリーズに,3回まで,無料で参加いただけます.有効期限はありません.

 卒 業  

達成したゴールにつき,受講証明書を発行いたします.

毎月入塾可

座学講座は何月からでもご参加いただけます.

​メイン講師紹介

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株式会社 CRE-CO 戸﨑 貴裕(とさき たかひろ)

マイクロソフト株式会社,日系IT企業2社,ベンチャー企業などで,ソフトウェアアーキテクト,開発コンサルタント,開発エバンジェリストなどの職種を経た後,株式会社CRE-COの主催する,eLV勉強会向けに,シリーズものの勉強会を提案.その第1弾として,2016年より,「ICTを支える『考え方』シリーズ」を,企画・制作しています.これまで,考え方シリーズにご参加いただきました,900名を超える皆様,ありがとうございます.今後ともコンテンツの充実を図ってまいりますので,ご関心をいただけましたら幸いです.

受講料

お一人様 / 100,000円

教室

株式会社CRE-CO

〒102-0093

東京都千代田区平河町1-4-3 平河町伏見ビル 2F

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